ということで、ずっとレンズの話ばかりしてましたが、純正以外は何でシグマばっか3本買ったのかについて考えてみました。アートディレクターなのに知識の乏しい私のようなカメラ初心者は、銀座の専門店など怖くて入れません。行きなれたビックカメラ渋谷東口店の売り場を見るとニコンレンズの右隣に同等の面積でシグマが陣取ってます。90度向こうの壁には70%の面積でタムロンが、無いのかなと思ったその下に細々とトキナーが置かれてます。 売り場だけの勝負だと扱いのままにインプリンティングされてしまいます。 では、メーカーサイトや製品の見え方はどうか。 最初に「シグマ」 プチキャノンな感じもしますが、シンプルなコンテンツ構成や色使いに感じる一定レベルの清潔感。何よりロゴがシンプルで好印象。広告表現を見て思うのですが、シグマは純正を含む他社との差別化が明確です。パッケージも含めてブランドイメージの打ち出しに節度があり、アートディレクションの存在を感じます。あと質感。嫌いな方もいるでしょうが、往時の ThinkPadを思わせる結晶風塗装のマットな質感、我々は純正風でなくシグマなんだという明確な主張があります。ただ、使い込むとすぐに剥げちゃいそうなシルク文字等ある種の割切り感がちょっと残念。フォントはいいのに…。 次に「タムロン」 …まぁ、WEBを見るのは止めて価格.com行く? という感じ。イメージ写真はどこにも見当たらず、サイト全体が「製品仕様」で文字だらけであまりにも「固い」印象。よく見るとスペシャルサイトが製品毎に用意されてますが、気づかない恐れもあるのでそれ見る前に帰ります。製品は持ってないのですが、ゴールドラインの位置がバランス的にどうなのかな? 有名な90mmマクロ等買う機会があればコメントさせてもらいます。サイトだけ見たら買う気起きないけど…。 最後に「トキナー」 ………絶対やる気ないでしょ。最初はメーカーサイトであること自体を疑いました。ナビ押して「GO」てアンタ…。中に進んでもちょっとなぁと言う感じ。ただ製品自体は誠に「漢」らしいイメージで、任せていただけるならニコンを遥かに超える無骨さをテーマに「超骨太」のブランドイメージを大地にめり込むぐらいずっしり築いてみたいと思います。決して嫌いじゃないです。 微妙なコメントで申し訳ないですが、シグマ以外は製品の持つ特徴や魅力がサイトや広告から伝わらなくて惜しいなぁという一消費者のボヤキ。ただ匿名では申し訳ないのでリンクのみ貼っておきます。DESC.
by hige-megane
| 2007-05-15 01:29
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