Standard VS
f0104084_1162787.jpg
気のせいとは思うけど、交換を察知したのか本日は暑かったにも関わらずビルシュタインの乗り心地は滑らか。
それはともかく某月某日A3に取り付けられる予定の新たなサスペンションキットは、ビルシュタインと同じくドイツ製の「KW」。KWと書いて「カーヴェー」と読みます。

Version 1から3まである内の私が選んだのは「1」。減衰力がメーカー推奨値に固定設定された最もベーシックなタイプ。ちなみに2は「伸び」のみ調整可能で、3は「伸び」「縮み」とも調整可。
前後車高の調整でさえあれだけ悩んだのに、それ以外の調整までやっていたら年内いっぱいかかりそうなので「1」に決定。この「Version 1」のダンパー部分はALKO製とのことだが、私はそんなメーカー聞いた事がありません。皆さんは知っていましたか?
ただ、友人がいち早くBMW 1に装着していたのでその車高調らしからぬ良い意味でのノーマル的優しさ。また、1.6tを超える車重を持つ私の「A3 Sportback 3.2 Quatro DSG」専用設定の品番があったことが決め手。

実際、カタログスペック的な読み方をするとこのKWのビルシュタインに対する雲行はとても怪しい。2はKONI製、3はKONIまたはKW自社製といってもKWのダンパーは全てツインチューブで、それに車高調整可能なロアーリングを付けただけの代物。このタイプのものは殆どのものが低価格であるにも関わらずKWはどちらかと言うと高い方の部類。現時点ではオーバーホールサービスも無いので4万kmほど走ったら捨てられる運命。
特徴的な点としてはシェルケースが「ステンレス製」なので錆びないこと。オーバーホールできないのに錆びないのは大げさな気もするが、調整リングのネジ部分が守られる事は日本で使うこと考えると安心なのかも知れない。

ともかく、このKW社は歴史が浅いにも関わらず、今や欧州での地位を不動のものにするほどの装着数を誇っていると説明されている。メカニズムとしての際立った特徴に乏しいにも関わらずニュースタンダードとされている理由は、実車を用いた圧倒量の走行データの蓄積からくる車種・グレードごとの「最適化」の賜物とのこと。私が今付けているビルシュタインBSSは、両グレードの間に180kg近い車重差があるにも関わらず2Lターボでも、1.6tオーバーの3.2Lでも全く同じ品番。180kgと言うと大人ゆうに2名分以上ですよ!

KWもビルシュタインもそうだけど「全長式」でないサスキットの場合、有効地上高をキープするために車高を上げ気味にするとスプリングにプリロードがかかってくる。私のA3はあの車高でもショップでは「高め」として扱われている。装着時点で2Lに比べてきつめのプリロードがかかっているため必然的に低速の乗り心地は悪くなってしまう。おそらくメーカーはスプリングのレートが車重に応じて上がることによりフェンダータッチなどを回避可能と考えていると思われますが、ユー、本当に実車に取り付けて決めたの!!とドイツに向かって愚痴をこぼしたくなる。

グレード別設定の有用性。これのみが私がKWに命運を託す唯一の理由。
[PR]
by hige-megane | 2006-09-05 23:59
<< Leopard CHANGE >>